自立支援医療機関の指定を受けました

浅井院長の脳疾患への想い~脳の縦割りと横割り~

私は日本、米国で神経免疫学的なアプローチでパーキンソン病やアルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症などの神経変性疾患と呼ばれる病気の病態解明に取り組んできました。
脳には他の臓器とは異なる独自の免疫機構が備わっています。この免疫機構の異常から上記の疾患の発症のメカニズムを一部解明することができ、学会や論文で発表してきました。

研究を進める中で自閉症やうつ病などの精神疾患にもこの脳独自の免疫機構の異常が関与することも発表してきました。
当院は脳神経内科を標榜しており、臨床医としては神経変性疾患をお持ちの患者様への訪問診療を第一義としています。
一方で、過去の経験から精神疾患をお持ちの患者様のお役にも立てればとの想いをずっと持ってきました。
この度大阪府に自立支援医療機関の申請を行い、審査の上指定を受けました。これで脳疾患の縦割りとして脳神経内科、横割りとして精神疾患をお持ちの患者様のお手伝いも可能となりました。
ご希望の患者様はクリニックまでどうぞご相談ください。