院長紹介

浅井 宏英
院長

浅井 宏英(あさい ひろひで)

資 格
  • 医学博士
  • 日本脳神経内科学会 専門医・指導医
  • 日本老年医学会 老年病専門医
  • 日本内科学会 認定内科医
  • 日本リハビリテーション医学会 認定臨床医
  • 日本自律神経学会 評議員
  • 日本緩和医療学会
  • 難病指定医

ご挨拶

奈良県立医科大学を卒業後、住友病院で内科研修を修了しました。
その後、日本の大学病院で5年、米国ボストンの大学病院で4年間、脳神経内科(パーキンソン病やアルツハイマー病)の臨床、基礎研究を行い、2015年に帰国しました。
米国滞在中に米国の家庭医制度に触れ、在宅医療に強い関心をもち、帰国後は羽曳野市の機能強化型在宅診療所で副院長として、約5年間脳神経内科および、高齢者治療の専門医として、地域の在宅医療に努めて参りました。
すべての中河内、南河内の皆様が健やかに暮らせるよう、一緒に頑張っていきましょう。お気軽に来院ください。
当院の専門性
  • 脳神経内科専門医として私は脳神経内科の中でも認知症治療や、パーキンソン病およびパーキンソン類縁疾患、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症などの神経変性疾患による神経難病の診察を専門としています。パーキンソン病を中心に、いくつかの病気では、お薬により症状の改善が認められたり、症状の進行を穏やかにします。病初期から中程度のパーキンソン病であれば、複数のお薬を組み合わせることで、かなりの症状改善が認められます。しかしながら一方、パーキンソン病も含め、これらの病気のほとんどは、まだ根治療法が確立させていません。 人類は近い将来、これらの疾患の根治治療を開発するでしょうし、また必ずしなければなりません。しかしながら、今この時点において、これらの病気で苦しんでおられる患者さんについては、医療と介護が緊密に提携し、在宅診療を柱とした訪問看護、リハビリ、そして介護環境の整備が最も重要と考えています。
  • 老年病専門医として老年病専門医とは、日本老年医学会が認定する専門医で、内科学を基本領域としたサブスペシャリティー(細分化された専門領域)の一つです。 医学の進歩に伴い、内科学はどんどん専門化していきます。その結果、大きな病院では臓器ごとに専門医による診療がなされ、もともと基礎疾患の多い高齢者の患者さんは自然と薬が多くなっていきます。(この状態をポリファーマーシーと呼びます。)高齢患者さんはお薬の代謝能力もおちていたり、認知機能低下によりお薬の管理が困難になってきますので、我々老年病専門医が最終的にはかかりつけ医として各分野の専門医の先生方と連携させていただき、細目に高齢者の患者様の健康状態や内服状況をチェックさせていただくというのが望ましい形であると考えています。 上記を踏まえ、当クリニックでは近隣の訪問看護ステーション、リハビリステーション、居宅介護支援事業所、在宅調剤などと協力させて頂き、「患者様とご家族が自宅や施設で安心して過ごせる生活のお手伝い」を理念としていきたいと思っております。
院長の臨床、研究実績
  • 米国(ボストン大学医学部神経治療学教室)1、BrightFocus foundation, Alzheimer’s Disease Research Fellowship. Title; “ The cellular mechanism of tau dissemination” $100.000 (2013-2015、代表研究者)
  • 日本(九州大学脳神経学教室)1、第二回老化および老年医学研究助成 ¥1,000,000(2017-2019、代表研究者) 2、日本学術振興会科学研究費助成事業基盤C ¥5,000,000(2017-2020、代表研究者)
  • 成果(代表論文)1、Hirohide Asai, et al. Depletion of microglia and inhibition of exosome synthesis halt tau propagation. Nature Neuroscience 18:1584-93, 2015 2、Zhou Q、Hirohide Asai Impairment of PARK14-dependent Ca(2+) signalling is a novel determinant of Parkinson’s disease.Nature Communication. 2016 3、Gyungah Jun , Hirohide Asai,et al. PLXNA4 is associated with Alzheimer Disease. Ann Neurol .76:379-92. 2014 4、Hirohide Asai, et al. Accelerated neurodegeneration and neuroinflammation in transgenic mice expressing P301L tau mutant and tau-tubulin kinase 1. Am J Pathol. 184, 808-16,2014
  • 成果の解説論文1および2は世界で最も権威のある科学雑誌の一つNatureの姉妹紙であり、特に論文1は世界で最も大規模なアルツハイマー病関連学会であるAAIC(The Alzheimer’s Association International Conference)の2016年度学術集会で、過去2年間の世界のアルツハイマー病研究で最もインパクトのあった論文として表彰された。 また、これらの研究は2014年の北米神経科学会でも広報演題に採択され、米国BrightFocus Foundation( 旧American Health Assistance Foundation:アメリカ健康助成基金)のホームページでも紹介された。(http://www.brightfocus.org/alzheimers/news/inflammation-and-tau-are-hot-topics-sfn) また、日本国内でも第55回日本神経学会学術集会(2014年)に米国からのシンポジストとして招聘を受け、招待演題を行った。さらに、アミロイドを介したタウのリン酸化と軸索変性に関する一般演題もアルツハイマー病の発症機序解明に寄与したとして、同学術集会インターナショナルセッションで最優秀演題賞を受賞した。 上記のように、私たちの明らかにした成果はその後多くの論文で引用され、現在の世界のアルツハイマー病およびパーキンソン病研究に大きく寄与したと考えられています。