大阪難病医療コーディネーターとして日本各地で活躍されている野正佳余先生にクリニック前ホールにてご講演をいただき、院長が座長を務めました

今回は、協和キリン株式会社様に協力頂き、大阪難病医療コーディネーターの野正佳余先生にハイブリッド方式で講演頂きました。
神経難病の中で最も患者数の多いパーキンソン病と、神経難病の代表的疾患である筋萎縮性側索硬化症についてのお話が中心でした。
共に当院が最も力を入れており、患者様も多い疾患であり、当日は当院と一緒に患者様を観ていただいている訪問看護ステーションの方々も多くお越し下さいました。
特に災害医療のお話になった時は皆、本当に熱心に耳を傾けていました。
野正先生がお勤めの大阪府急性期総合医療センターでの症例を例に挙げ、非常に分かりやすく説明いただきました。
大阪北部地震で自宅が停電となった人工呼吸器を装着したALS患者さんのケースを提示された時は、私も含め皆在宅で診ている患者さんの顔が浮かびました。
難病患者様にとって、行政をふくむ関係機関の連携がいかに重要か、また当院も今後来たる災害に備えていく必要性を改めて感じる時間となりました。